というわけで今回は .bashrc (bashシェルの設定ファイル)のカスタマイズである。
いうまでもなく、.bashrcは 自分のホームディレクトリ(~) にある。無ければ touch コマンドで新規作成するとよい。
今回.bashrcに設定したいのは以下の項目だ。
・viコマンドで自分がWindowsで使い慣れているエディタを開く設定
・llコマンドの定義(デフォだとllコマンドが定義されていない)
・ターミナル画面でUTF-8な文字を文字化けさせずに表示
・自分の開発用ディレクトリを$DEV_HOMEと定義
上記を設定ファイル .bashrc に記述すると以下となる。
.bashrc
# viコマンドで呼び出すエディタ
alias vi='/C/"Program Files (x86)"/HogeEditor/HogeEditor.exe'
# llコマンドを定義
alias ll='ls -l'
# ターミナル画面の文字コードを「UTF-8」に
export LANG=ja_JP.UTF-8
# 自分の開発用ディレクトリを「DEV_HOME」と命名
export DEV_HOME=/C/MinGW/msys/1.0/home/hogeuser/dev
これを保存し、以下のコマンドで設定を再読み込みすれば使えるはずである。
$ source /C/MinGW/msys/1.0/home/hogeuser/.bashrc
試しに設定ファイルに定義したllコマンドを打ってみて、正しく設定できているか確認するといいだろう。
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