2011年06月21日

GAE/Pで詳細なエラーログ(トレース情報)をlogging出力する

どんなウェブアプリ開発においても例外・エラーをキャッチした時にloggingしておきたいことは多々ある。かと言って except: logging.error("エラーです") みたいな最悪なコーディングはしたくないものである。これの何が最悪かというと、完全に例外情報を隠蔽してしまっていることである。このログから運用者・開発者が知ることが出来るのは "エラーです" という残念なメッセージだけだ。これでは不親切にも程がある。

こういう時は traceback.format_exc() を使えば良い。

import traceback

try:
# 何らかの処理
except:
# 例外をキャッチ
logging.error(traceback.format_exc())


上記のようにコーディングすれば、例外時に詳細なエラー情報(トレースログ)がlogging出力され、エラー箇所を発見しやすくなる。

例外を握り潰したり改ざんしたりせず、成る可くそのまま例外を扱うのはアプリ開発の基本中の基本である。

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posted by 寄り道退屈男 at 11:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | GAE for Python
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